「プロ野球のスーパースター」。現役時代の華やかなプレーとユニークな言動で国民から愛された巨人の終身名誉監督・長嶋茂雄さんが3日朝に亡くなりました。89歳でした。松山市内では長嶋さんの「幻のユニフォーム」が飾られています。
松山市内の70代男性:
「中学校時代によくテレビ見てたし活躍されてたから。やっぱりスター選手、監督もやられたし。一つ大きな星が散った」
愛知から訪れた30代女性:
「歴史を築いてきた人が亡くなったんだなという感じ」
「我が巨人軍は永久に不滅です」。現役引退のセレモニーでの名言を残した巨人の終身名誉監督・長嶋茂雄さんが3日朝に死去しました。89歳でした。
多くの野球ファンが通う松山市内の居酒屋「一食入魂 まる半」。3日に訪れると店内には選手のサイン色紙やユニフォームなどが飾られています。この一番奥にあるのが…
一食入魂まる半・大塚資記店長:
「現物です。レプリカじゃない。本物で長嶋さんが着るはずだった」
現役時代の抜群の勝負強さと華麗なプレー。そしてユニークな言動で多くの国民から愛された長嶋茂雄さん。まさに“巨人の星”のような存在でした。長嶋さんと愛媛のゆかりの一つとして挙げられるのが、2004年のアテネオリンピックで日本代表が着用したユニフォームです。
このユニフォームには松山市内の刺しゅう会社が背番号や名前の刺しゅう。2003年に日本代表の監督を務めていた長嶋さんが着るはずだったものの、翌年に脳梗塞で倒れ、袖を通すことは叶いませんでした。
店は、多くの人に見てもらいたいと店が刺しゅう会社から借り受け、展示しています。背中には、「NAGASHIMA」と巨人の永久欠番「3」の刺しゅうが刻まれています。
大塚店長:
「(長嶋さんのユニを見て客は)好きな人は興奮していますね。意外とでかいよねみたいな。体つきもすごかったのかな」
大塚店長は「お客には長嶋さんのことを思ってほしい。ぜひとも写真撮ってもらって」と話していて、店が続く限り飾っておきたいとしています。
松山市内では「長嶋さんのきっかけでプロ野球を知るきっかけになった。ありがたかった。ありがとうございましたと伝えたい」と長嶋さんを偲ぶ声が聞かれました。
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