TSSのふるさと通信員から届いた地域の話題です。
伝統的な町家が多く残る東広島市白市地区で、先週末、当時のにぎわいを復活させる祭りが開かれました。
祭りの会場に登場したのは、わらを編んだ敷物、「むしろ」で作った鳥居です。
「むしろ鳥居」は、東広島市白市地区で江戸時代から始まった大市で家畜商と露天商の縄張りを分ける目印として使用されていたもので、地元保存会が再現しました。
祭りでは、書道パフォーマンスや音楽演奏などが披露されたほか、コスプレ撮影会も行われました。
【広島市内から訪れた人は】
「こういったところが今でも残っているというところが、とてもいいかなと思います。こういったところでコスプレという文化をやらせてもらえるのがとてもうれしい」
このほか国の重要文化財の旧木原家住宅で、地域住民から集めた昔の白市の写真も展示され、訪れた人たちは思い思いに伝統的な白市のまち並みを楽しんでいました。