福岡県は3日、一般会計の総額が過去2番目の規模となる今年度の当初予算案を発表しました。

◆福岡県 服部誠太郎 知事
「愛する福岡県の未来飛躍。発展の礎となる施策をこの予算に盛り込んだ」

今年は3月に知事選があったため、この時期の発表となりました。

一般会計の総額は2兆1878億円と、昨年度より557億円増えました。

新規事業は199件で、このうち3人以上の子育て世帯が特に減少していることを受けて、第3子以降の保育料を無償化する費用として5億3400万円あまりを計上しました。

また、災害時の避難所に多くの県立高校が指定されていることから、体育館などへエアコン設置を進める費用として1億500万円あまりを盛り込みました。

ほかにも、半導体の後工程の将来性に着目し人材を育成するために、全国初の実習講座を開設する費用として約640万円を計上しています。

この予算案は10日からの県議会で審議されます。

テレビ西日本
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