5月中旬からクマの目撃情報が相次いでいる島根・浜田市で、2日早朝にも県立石見海浜公園で目撃情報があり、市や警察がパトロールをして警戒を続けています。
浜田市によると、目撃されたのは2日午前6時ごろで、浜田市国分町の県立石見海浜公園の料金所付近の進入路を、ツキノワグマと見られる動物1頭が東の方向に横断したということです。
これを受けて、注意を呼び掛ける看板や監視カメラを設置。市や警察が、周辺をパトロールして警戒にあたっています。
浜田市や益田市などでは、このところクマの目撃情報が相次いでいて、浜田市内だけでも5月中旬から今回も含めて7件寄せられています。
市は、ツキノワグマが行動する時間と重なる早朝や夕暮れ時の外出の際は特に気をつけ、音の出るものを必ず身に付けること。
クマを寄せ付けないために、生ゴミを放置したり、畑などに捨てないようにすること。
ビワやグミなどクマが好む果実は、できるだけ早く収穫し、落下した実は確実に回収することなどを呼びかけています。
そして目撃したり、被害があったときは、市役所農林振興課まで連絡してほしいとしています。
