台湾の半導体製造大手、TSMCの進出に伴い関連企業の集積が進む菊池郡大津町に2日、ビジネスホテル大手の『東横イン』が県内6店目のホテルをオープンさせました。このホテルには、『東横イン』では初めてとなるレストラン棟を併設。『おべんとうのヒライ』が朝食を提供します。

2日は、東横インの黒田 麻衣子 社長や、大津町の金田 英樹 町長など関係者がテープカットをしてオープンを祝いました。

【藤原 果林 リポート】
「新設されたホテルの最上階に来ています。後ろにはJASMが見えています」

熊本空港から車で15分。

TSMCの子会社JASMの工場へのアクセスも良い大津町にオープンした『東横イン熊本空港』です。

10階建てのホテルには客室が221室あります。

『コネクティングルーム』と呼ばれる客室は、2つの部屋が内側のドアでつながっていて、集団での利用が可能です。

また、『ハートフルルーム』と呼ばれる客室は段差がないなどバリアフリーになっていて、車いすの人にも快適な宿泊環境を提供します。

また、『東横イン』では初めてとなるレストラン棟を併設。熊本で人気の『おべんとうのヒライ』が宿泊者に無料で朝食を提供します。

【東横イン 黒田 麻衣子 社長】
「TSMCの工場だけではなく、ソニー、東京エレクトロン、ホンダなど工場がたくさんある。そこに来るビジネスのお客さまを期待して建てた。仕事に精を出せるように(ホテルで)くつろいでもらいたい」

『東横イン熊本空港』はオープン初日の2日は、約9割の宿泊予約が入っていて、順調な滑り出しを見せています。

テレビ熊本
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