国や熊本県、球磨川流域の12市町村長らが集まり、治水対策について協議する会合が5日開かれました。
協議会では、国や県が進める河道掘削や遊水地事業など治水対策の進捗状況などが報告されました。
その中で国は、川辺川への流水型ダム建設に関連し、河川の流れを迂回させる約575メートルの仮排水路トンネルでアユの遡上実験を行ったところ、4月と5月の実験でどちらも遡上が確認されたと説明しました。
2020年7月豪雨から来月で5年を迎えることを受け、木村知事は「これまでは復旧の5年間で、これからは復興の5年間にしたい」と述べました。