現在、鹿児島県薩摩川内市にキャンパスを置く鹿児島純心大学が、新たに鹿児島市にキャンパスを設置すると発表しました。
2025年1月に新たな募集を停止した鹿児島純心女子短期大学の施設を活用するもので、2027年から一部の学科が移転し、新たな学科も設置される予定です。
鹿児島純心大学には現在、学部・大学院あわせて約580人が在籍していて、全員が薩摩川内市のキャンパスで受講しています。
大学を運営する鹿児島純心女子学園によりますと、このうち、管理栄養士などを目指す学生たちが通う「看護栄養学部 健康栄養学科」について、2027年4月から新たに設置される鹿児島市のキャンパスへ移転する方針です。
新たなキャンパスは、2025年1月に新規募集を停止した鹿児島純心女子短期大学の施設を活用する予定で、県外や離島の学生の進学の選択肢のひとつになると期待されています。
また、2027年4月に学科再編も行い、企業、自治体と連携し、データサイエンスやAIに関する知識・技能などを駆使して地域の課題に取り組む「社会共創情報学科」も新設します。
薩摩川内キャンパスでの受講が基本ですが、オンライン設備を活用し、2年前期までは鹿児島キャンパスでの受講も可能だということです。