仙台市中心部にある仙台第一生命ビル、通称「黒ビル」の解体工事が6月2日から始まりました。2028年には、飲食店や高機能オフィスを備えた新たなビルへと生まれ変わります。

1970年に建設された仙台第一生命ビル、通称・黒ビルは、老朽化と新たな都市計画への対応を理由に、現地での建て替えが決まっていて、2日から配管や電球の撤去作業が始まりました。

新たなビルは地上13階、地下1階で、低層階に飲食店や市民向けスペース、高層階には高機能オフィスを備えた複合ビルとなる予定で、建て替え後は白を基調とした外観に生まれ変わります。

第一生命保険仙台総合支社 佐藤由香支社課長
「新たに建て直しがされても、皆さまに寄っていただける、コミュニティーになるようなビルにしていきたい」

新たなビルの建設は、仙台市が進める「都市再構築プロジェクト」の一環として市役所の新庁舎や勾当台公園の再整備と合わせて進められ、完成は2028年となる見通しです。

仙台放送
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