各地の梅雨入りで蒸し暑さが増す中、ハンディファン市場に大手家電メーカーが相次いで参入している。強い風や静音性、冷却プレートなど、機能の多様化とともに安全性や長時間バッテリーにも注目が集まる。
強風や長時間駆動求めハンディファンが多機能に
関東も梅雨入りしてムシムシ、ジメジメ。夏本番を前にまとわりつくような暑さだ。
50代:
湿度が高いので息苦しい。
40代:
もう夏ですよね。朝から暑いです。

そんな中、欠かせないのが手軽に涼を取ることができるハンディファンだ。ところが、こんな声も上がっている。
60代:
さっき充電したよねって思うのにつかない。いざっていうときにつかないじゃんっていう感じ。
50代:
ちょっとうるさい…でも慣れれば暑いよりはマシ。
50代:
電車の中で実際(髪の毛などが)巻き込まれている人を見た。満員のときとか本当に凶器になるのかなって思っています。
悩みの声は、意外と少なくない。
そこで向かったのは、東京・千代田区の「ビックカメラ 有楽町店」。売り場には最新のハンディファンがずらりと並んでいる。

ビックカメラ家電コーナー販売員・柳澤浩太さん:
「折りたたみ式ミラーファン(2480円※撮影時の価格)」です。ミラーがついており、化粧直しなど鏡を持たなくてもハンディファン1つで解決できる。折り曲げることによって、卓上でも使っていただけます。

ハンディファンとしてだけでなく、スマホをセットすれば自撮り棒に変身する「自撮り棒になるハンディファン(2728円※番組調べ)」など、多機能モデルも続々登場している。
進化のポイントは、見た目だけではない。
ビックカメラ 有楽町店 家電コーナー販売員・柳澤浩太さん:
風量を求めるお客さまでしたり、充電して長持ちする商品を購入されていると感じています。
求められているのはより強い風と長持ちするバッテリー。中でもひときわ目を引くのがこれだ。

ビックカメラ家電コーナー販売員・柳澤浩太さん:
ゴリラの扇風機(3278円※番組調べ)になります。
顔全体を一瞬でクールダウン。折りたためばコンパクトに持ち運べる。
大手家電メーカーがついに参入…市場は“戦国時代”に
そして2026年は大手家電メーカーの参入で、市場が新たなステージへ向かっていた。

ビックカメラ家電コーナー販売員・柳澤浩太さん:
羽根のない扇風機でおなじみダイソンの「Dyson HushJet™ Mini Coolファン(1万7600円※番組調べ)」です。こちらの商品も羽根が存在しておりません。大変人気な商品となっておりまして、ただいまお取り寄せになる状態です。

ほかにも、プラズマクラスターで知られるシャープも「プラズマクラスターオウルフローハンディファン(9900円※番組調べ)」を発売し、本格参入。ハンディファンの販売が広がり、注目が高まっている。
20代:
風量が強くなってほしいですね。(充電が)24時間もってほしい。
50代:
冷気とか出てくれたらうれしい。
20代:
確かに!クーラーみたいになってくれたら。
一方で、安全面への声も上がっている。
30代:
落としたりとかして、故障しても怖いなって。発火したりみたいな話を聞くので。

実際に、ハンディファンからの発火事故はこれまでにも起こっている。
40代:
ネックレスが絡まっちゃったりする。
そんな不安やこの暑さ。最新のハンディファンはどう変えるのか、スタジオで詳しく見ていく。
安全性や静音性など用途別に性能を比較
榎並大二郎キャスター:
ハンディファン界隈に今新しい風が吹いてるんですね。早速、今日の知っトクポイントがこちらです。1つ目は「定番家電に仲間入り」ということで、ダイソンなど大手メーカーも参入したというのはちょっと驚きですよね。

榎並大二郎キャスター:
一部商品をご用意しました。価格帯を見ても、これまでのハンディファンから一気に本格家電になりつつある感じです。
山﨑夕貴キャスター:
ツヤ感とかマットな感じとか高級ドライヤーみたいじゃないですか。
遠藤玲子キャスター:
結構いいお値段しますね。ちょっとまだハンディファンに対してお財布の紐を緩める用意ができてないんですけど。

榎並キャスター:
びっくりという感じの方もいらっしゃると思いますが、値段が値段だけに実力がやっぱり気になります。そこで2つ目のポイント「機能で選ぶ!ぴったりの1台は?」。音だったり風量だったり求める機能、皆さんそれぞれあるかと思います。どうやって選べばいいんでしょうか。実際に調べてみました。

ビックカメラ家電コーナー販売員・柳澤浩太さん:
JisuLifeさんから出ています「Handheld Fan Pro1 Mini(8580円※番組調べ)」。風量「1〜100」まで選べる商品になっています。

榎並キャスター:
JisuLifeのこちらのハンディファンは1%刻みで調整できて、シーンに合わせたちょうどいい風が選べます。重さわずか約180g。バッテリーが熱くなりすぎるなど異常を検知すると、自動で止まる安全機能付き。そして高密度メッシュで髪の毛や指の巻き込みも防ぎます。

ダイソンもパワフルな風が特長です。20cm離れた場所で最大風量を測定すると、他の機種を上回る風速40mを記録しました(番組調べ)。圧倒的なパワフルさです。加えて、羽根のない設計で安全性も両立しています。
一方、音の静かさで選ぶならばシャープです。最大風量でも動作音は4機種の中で最も静か。そして、プラズマクラスターにより衣類についた気になるにおいを消臭できます。

さらに、多機能性が注目されているのがシャークニンジャの「シャーク チルピル(2万2000円)」。先端には最大マイナス9度の冷却効果のあるプレートが搭載されていて、首元や手首を冷やし、効率よくクールダウン。ミスト機能で冷却もできます。水を超微細な霧状にしたドライミストなので、屋内でも濡れずに使うことができます。
ハンディファンは、用途に合わせて選ぶ時代になっています。
吉岡恵麻キャスター:
本当に迷いますね。今まではデザインがかわいいからなどで選んでましたが、これからは性能もチェックしていこうと思います。

榎並キャスター:
さらに、気になるのがバッテリーの持続時間ですよね。条件は異なりますが、シャークニンジャは約11時間。ダイソンは約6時間。シャープとJisuLifeはなんと約30時間もつということです。
安宅晃樹キャスター:
すごいですね。いつもフル充電で持ち歩いているわけじゃないので、持って出たけど出先で使えないとただの重たい荷物になってしまいますが、これだけ最大容量があるとそういうこともなくなりそうですね。
榎並キャスター:
これまでのハンディファンは充電しながら使うことができない機種が多かったのですが、紹介したこちらの4機種はどれも充電しながら使えるということです。
(「イット!」6月10日放送より)
