沖縄戦などで命を落とし、平和の礎に刻まれた24万人あまりの犠牲者の名前を読み上げる取り組みが6月1日から伊江島で始まっています。

この取り組みは、国籍や身分を問わず、平和の礎に刻まれた24万人あまりの名前を一人ひとり読み上げ、戦争で奪われた尊い命に想いを馳せようと実施されているもので、戦後80年の今年は伊江島から読み上げが始まりました。現地で参加している玉城知事は「この取り組みによって沖縄の平和への思いが広がっていくことを心から願っている」と挨拶したあと、生まれ故郷である伊江村出身者の名前を読み上げました。

1日は約2800人の名前が読み上げられる予定で、慰霊の日の6月23日までYoutubeで毎日配信されます。

◇主催:沖縄「平和の礎」名前を読み上げる集い実行委員会

沖縄テレビ
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