大阪・関西万博で、高知の施設園芸を紹介する展示が28日にスタート。会場には、ほかにも注目のブースが目白押しです。田村アナウンサーが体験リポートでお伝えします。

田村優介アナウンサー:
「午前9時過ぎです。開場時間直後ですが来園者が続々と入場しています」

4月13日に大阪・夢洲で開幕した「大阪・関西万博」。きのう(28日)は平日にも関わらず朝から多くの人が訪れ、イタリア館はあっという間に行列に。

公式キャラクター「ミャクミャク」のモニュメント像は、一緒に写真を撮ろうという人たちで大人気。

展示会場のひとつ「WASSE」では…

田村優介アナウンサー:
「会場の床には線路のイラストが描かれています。入口はなんと改札です。切符も受け取りました。改札を抜けると“桃鉄“の世界が広がっています。出発進行!」

人気ボードゲーム「桃太郎電鉄」こと「桃鉄」とコラボし、持続可能なまちづくりを各自治体がPRするイベント「地方創生SDGsフェス」が始まりました。初日の28日は、PR大使を務めるお笑い芸人・ミルクボーイが登場し、イベントを盛り上げました。

ミルクボーイ:
「今リニアカードをいただきましたけどもね、ありがとうございます。こんなんなんぼあってもいいですからね」

桃鉄好きだというミルクボーイ・内海崇さんに、高知に来てほしいとお願いしてみました。

ミルクボーイ 内海崇さん:「今、全国ツアーしてまして、香川は行って今年愛媛行くんですよ。高知はまだ…10年以内に絶対行くんですけど…」
田村アナ:「10年!?」
内海さん:「抽選で行く場所を決めてるんで」
田村アナ:「今年来てください」
内海さん:「今年無理ですよ、聞いてました?(笑)ツアーで高知また行かせていただきますんで、その時はよろしくお願いします。いっぱい魅力のある町、高知やないか~~」

北は北海道から南は沖縄まで、全国から52の自治体が参加。市や町の名前が駅名になっていたり、各地が線路のデザインでつながっていたりと、「桃鉄」の世界観の中でブースを巡ることができます。

高知県も参加していて、県産の花で飾られたフォトスポットなどで「園芸王国・土佐」をPRしていました。

兵庫と千葉からの来場者は、「高知の印象は変わった?」という質問に「こんなに花があるとは知らなかった」と驚いていました。

千葉から:「知らなかったけどまずお花でびっくりして」
兵庫から:「きれい。ぜひ(高知に)行ってみたいと思ったよね。良かったです、来て」

一方、静岡県・島田市のブースでは、名産のお茶をPRする体験コーナーも。

島田市の担当者:
「お茶を作る工程で、蒸す・もむ・焙煎という工程がありまして、今回はもむ体験をしていただきたいと思います」
田村アナ:
「ではこれから、もまれに行きます」

茶葉の水分を飛ばす「もむ」工程を疑似体験!“茶葉”に見立てたたくさんの紙が風で舞う部屋の中に入り、もまれる“茶葉”になりきることができます。

田村アナ:「あっこれは…(口に“茶葉”が入る)しゃべると口に入っちゃう」

体験した人(大阪から):
「こんな工程があるのは全然知らなかった。どちらかというと人が手でもんでるというイメージはあったんですけど、しっかり技術が使われてて面白いなと思いました」

ほかにも、東京・三宅村のブースでは島から運んできた「本物の溶岩」を踏んだり触ったりできるほか、愛媛・四国中央市のブースでは書道パフォーマンスの体験など、楽しく各地域の魅力に触れることができます。

このイベントは大阪・関西万博内の「WASSE」で6月1日まで開かれています。

高知さんさんテレビ
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