小室圭さんの母、小室佳代さんが2月6日、自伝エッセイを発売し、2017年の婚約会見後に受けたバッシングや息子夫婦への思いを綴った。眞子さんを全て「彼女」や「配偶者」と表記し、感謝を示す一方で、自身の金銭トラブルには触れず、アメリカでの同居も否定している。

小室圭さんの母が抱いた未知への不安

6日、自伝エッセイ「ブランニューデイ あたらしい日」が内外出版社より発売された。著者は、秋篠宮家の長女・眞子さんの夫、小室圭さんの母親の小室佳代さん。

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「ブランニューデイ あたらしい日」より:
まっすぐな気持ちで惹かれ合っている息子たちを見ていると、奇跡が織りなす「ご縁」というものを感じずにはいられない心境になりました。

本の内容は、自身の半生や息子の圭さんについてだ。また、家族の写真や生きていく上で深い関わりがあったという料理についても取り上げている。

2017年に行われた婚約内定会見
2017年に行われた婚約内定会見

その中で「穏やかな日常」が「大きく変わった」きっかけとしたのが、2017年に行われた婚約内定会見だ。

小室眞子さん:
最初に惹かれたのは、太陽のような明るい笑顔であったと思います。

小室圭さん:
宮さまは、わたくしのことを月のように静かに見守って下さる存在でございます。

「ブランニューデイ あたらしい日」より:
ある日「将来彼女と結婚するから」と、圭から笑顔で伝えられました。「この生活を乱されたくない」という気持ちがとっさに働きました。「一体どうなってしまうのかしら…」と未知の事柄に不安がよぎりました。しかし圭が決めたことです。いつものように「おめでとう」と私は返しました。

佳代さんは、息子の決断をいつものように受け入れたという。しかしその後、佳代さんの金銭トラブルが報道され、結婚は延期となり佳代さん自身もバッシングを受けた。

「ブランニューデイ あたらしい日」より:
雑誌に色々な記事や写真がでてから、私の家族や関係者の生活は一変しました。家から出るのが怖い。家にいるのも怖い。職場への通勤も怖い。「いっそ、私がいなくなればいいのかもしれない」と自分を否定する日々でした。

「水を差すことはしない」アメリカで共に暮らすことは否定

そして2人は婚約会見から4年後の2021年に結婚し、会見を行った。

小室圭さん:
私は眞子さんを愛しております。1度きりの人生を愛する人と共に過ごしたいと思っています。

関連儀式を行わず、一時金も支給されない異例の結婚だった。その後2人はアメリカに旅立ち、圭さんは2022年に3度目の挑戦でニューヨーク州の司法試験に合格した。

「ブランニューデイ あたらしい日」より:
今回も別段期待してはいなかったものの、知らせを受けた時はまず息子の配偶者に「おめでとう」の気持ちを伝えました。誰よりも近くで過ごしている人が、最もしんどかったのではないかと思ったからです。愛する人に支えていただいて、圭はつくづく幸せ者だなぁと感じた瞬間でした。

自伝エッセイを発売した小室佳代さん
自伝エッセイを発売した小室佳代さん

自伝の中で佳代さんは「眞子さん」の名前を一切出さず、「彼女」や「配偶者」と記している。また自身の金銭トラブルについても、全く触れていない。

その他、佳代さんがアメリカで圭さんたちと一緒に暮らすのではないかとの憶測については、きっぱりと否定した。

「ブランニューデイ あたらしい日」より:
アメリカの司法試験に受かり、幸せな生活を踏み出した彼らに水を差すようなことをするつもりはありません。彼らのことは「便りがないのは元気な証拠」と受け止めています。
(「イット!」2月6日放送より)

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