あなたのガチガチ度チェック

さて、あなたは、からだをこわばらせていませんか?

次のページで「ガチガチ度チェック」をやってみましょう。

ストレスや過労が続いて、自律神経のバランスがくずれると、パニック発作を引き起こしやすくなります。

とはいうものの、どんなストレスがパニック発作の原因になるのかは人それぞれです。仮にショッキングなできごとに見舞われたとしても、発作が起きる時期とタイムラグがあることも少なくありません。

パニック発作を起こした人の多くが「どうして自分にパニック発作が起きたのかわからない」というのも、この病気の特徴といえるでしょう。

よくよく振り返ると、「当時は仕事にやりがいを感じていたけれど、プレッシャーも大きかった」「介護と育児に追われてつらかった」などと原因に思い当たるのですが、実際には、そこまで自分がストレスを抱えていることに気づかない人も多いのです。

心の緊張はからだの緊張と密接に結びついていますから、次のようなからだのサインをチェックすることで、心身のこわばりを自覚することができるでしょう。

あなたのからだはこわばっていない?(画像:イメージ)
あなたのからだはこわばっていない?(画像:イメージ)

【ガチガチ度チェック】
(1)呼吸が浅い、または気づくと息を止めていることがある。息を深く吸ったり、長く吐いたりすることができない。
(2)首や肩がこっていて、うまく力を抜くことができない。
(3)眉間にしわが寄って、険しい表情をしがち。
(4)長く寝ても疲れが取れない。
(5)寝つきが悪い、または夜中に何度も目が覚める。
(6)無意識に肩が上がっていかり肩になっている。

あなたは何項目にチェックがつきましたか?