ベガルタ仙台元ヘッドコーチの手倉森浩さんが社長を務める会社が、業績悪化を受けて仙台地方裁判所に破産を申請し、手続きの開始決定を受けたことが分かりました。
破産手続きの開始決定を受けたのは、手倉森浩さんが社長を務める「(株)S EDITION」(資本金150万円)です。
民間の調査会社・東京商工リサーチによりますと、「S EDITION」は2016年に仙台市宮城野区に設立されました。仙台市内の小学校を中心に、子供向けのサッカースクールを運営し、手倉森さんのタレントマネジメントなども手がけていました。
しかし、近年、サッカースクールの集客が落ち込むなど業績が悪化し、ほとんど利益が出ない状況であったことから、事業継続を断念し破産を申請したということです。東京商工リサーチは、業績悪化の原因や負債額については現在調査中としています。
手倉森浩さんは、Jリーグの鹿島アントラーズなどでプレーし、2007年から2010年まではベガルタ仙台でヘッドコーチなどを歴任しました。双子の兄は、Uー23サッカー日本代表監督やベガルタ仙台の監督を務めた手倉森誠さん。