立憲民主党の野田代表は24日、千葉県船橋市の会合で挨拶し、21日に行われた石破首相との党首討論について、「石破さんも68歳。私も68歳、68歳同士の30分一本勝負」だったとした上で、「正面に向き合っていると、相手の顔や姿がよく見える。ある意味せつなくなってくる。よく似てるなと思って」と述べた。
その上で「腹の出具合、頭髪の残存度、首のたるみ。似たもの同士だなと思いながら(党首討論を)やった」と述べた。
さらに野田代表は、「来週28日には、農水委員会で小泉農水相とコメの問題を議論する。一生懸命戦っていきたい」と述べた。
また、年金改革関連法案の修正について野田代表は、「自民党も公明党も合意する見込みになった。法案の付則を手直しにすることで対応できる。来週の半ばに修正案の成案を作り、今月中に衆院で採決して通さないと間に合わない。頑張っていきたい」と述べた。
政府が国会に提出した年金法案は、当初検討していた厚生年金の積立金を使った基礎年金の底上げが見送られたため、立憲民主党などの野党が修正を求めていた。
一方、野田代表は内閣不信任案の提出について、「よく内閣不信任案はどうするかと言われる。外野の人がペラペラペラペラよく言う」とした上で、「よく考えて判断をしたい」と述べた。