24日は前線を伴った低気圧の影響で、西日本を中心に大雨となりました。
この後、強い雨は東日本や北日本に広がり、25日にかけて警戒が必要です。
24日朝、長崎県の五島列島で撮影された映像では、側溝から雨水があふれ、冠水した道路を車が水しぶきを上げて走っています。
長崎・五島市福江では、24時間に123.5mmの雨が降りました。
24日は前線を伴った低気圧の影響で、西日本を中心に雨が強まり、鹿児島・南さつま市で1時間に41mmの激しい雨を観測。
鹿児島県と宮崎県に大雨警報が発表されました。
午後1時半ごろの宮崎市内では、降り続く雨の中木々が揺れていました。
風も強まっていて、宮崎空港で午後2時過ぎ、最大瞬間風速20.1メートルを観測しました。
今後、強い雨の範囲は東に移動し、25日にかけて広く警報級の雨となる恐れがあります。
西から雨の範囲が広がる中、福井・勝山市の平泉寺白山神社では、参拝客が見守る中、僧兵の衣装をまとった人たちが境内を練り歩きました。
こちらの神社では、23日から33年に一度という「御開帳」が始まり、御神体が公開されました。
御開帳は江戸時代に始まり、明治、大正、昭和、平成と時代を超え、今回が7回目となります。
参加者は、「感動しました。みんなが無事で次の33年まで生きますように(願いました)」「33年に1回に参加できるのはありがたい。参加して良かった」と話しました。
御開帳は25日までで、次回は33年後の2058年になります。
一方、東京の竹芝桟橋では、2年に一度開かれるイベント「島じまん」が始まり、多くの人が訪れました。
炭火で焼かれているのは、伊豆大島の特産品、伊勢エビの磯焼きです。
また、神津島の特産品、海鮮漬け丼も。
キハダマグロやキンメダイなど3種類の魚が乗っています。
訪れた人は、「おいしいです。新鮮で。せっかくの島のイベントなので、お魚おいしいかなと思って」「めちゃうまい。ビールが欲しい」「マジでうまい」と舌鼓を打っていました。
こちらでは、伊豆諸島や小笠原諸島のグルメが味わえる他、島々の特産品も販売されています。
また、体験イベントも開かれ、子供たちも八丈島の織物作りなどにチャレンジしていました。
静岡・西伊豆町では、地元の名産、ところてんが無料で振る舞われるイベント「天草・ところてん祭り」が開かれました。
味付けは三杯酢や黒蜜などから選ぶことができ、きな粉をトッピングすることもできます。
会場では、つき棒を使ってところてんを押し出す体験も行われ、子供たちが力いっぱい押し出していました。