能登の先端にも復興の灯火です。能登半島地震と豪雨で大きな被害を受けた珠洲市の道の駅が23日から営業を再開しました。
営業を再開したのは珠洲市狼煙町にある「道の駅狼煙(のろし)」です。
道の駅は去年の地震と豪雨の後、修復工事などを行い去年11月、営業を再開。
しかし客足は震災前の半分以下、運営が困難となり今年4月から休業していました。
その後、奥能登で宿泊施設やシェアハウスを運営する男性が道の駅を引き継ぐことが決まり、23日の営業再開となりました。
午後1時、開店と同時に多くの買い物客が訪れ、営業再開を祝いました。
店内には、人気商品でもある大浜大豆を使ったとうふが並び人気を集めていました。お客さん:
「まさか最北端でとうふという発想はなかったので、ちょっと意外です。美味しいです」「目の前で(解体作業を)やっているので。早く復興するようにという思いで」
道の駅狼煙 荒井智恵子マネージャー:
「無事に再開できて良かったなという思いです。住民の交流の場所だったり、たくさんの方が観光でもいいので来ていただけるとたくさんの方に来ていただけたら嬉しいかなと」
当面は午後1時から午後5時までの営業ですが今後、従業員を募集し、6月の正式オープンを目指します。

石川テレビ
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