5月10日、金沢市の山側環状で車が逆走したことによる事故が発生したことを受け国や警察などが合同で緊急点検を行いました。
緊急点検が行われたのは金沢市の国道159号、通称山側環状の東長江インターです。この付近では5月10日の深夜軽自動車が逆走し、よけようとした車の運転手が大けがをする事故が起きています。逆走の原因は分かっていませんが、可能性の1つとされているのがインターからの誤進入です。
記者:
出口側の道路には進入禁止の表示がありますが消えかかっています。また、入口と出口の境を示すポールも一部が倒れていて、きょうの緊急点検ではこれらが指摘されました
警察:
進入禁止の表示
国道事務所:
もう1回きれいに、薄くなっているので…
警察:
ラバーポールはどうします?
国道事務所:
ガードレールに置き換えることも検討したいと思います
このほか警察からは入口へと誘導する線を道路上に書く。万が一誤って出口から進入してしまった場合本線に入る前に気づくことができる 案内表示を設ける、などの意見があがりました。
金沢河川国道事務所 焼田聡総括保全対策官:
逆走した場合は自分だけでなく周りを巻き込んで大きな事故につながる恐れがありますので、そういったことがないよう我々も対策は進めておりますので、ドライバーの皆さんは普段通らない道を通る場合は表示を見逃さないようよく注意して走っていただければ
緊急点検は山側環状にある他のインターでも実施され、金沢河川国道事務所は意見交換を踏まえて順次対策を実施していくとしています。