パナソニックは、2023年から2024年にかけて製造したメンズシェーバーについて、事故防止に向けた「USBケーブル交換」のリコールを実施すると発表した。
液体が付着した状態で充電を行うと、発熱により樹脂部分が溶けたり、焦げたりすることがわかったということだ。

■リコールの対象となるメンズシェーバー
リコールの対象となるメンズシェーバーは合わせて37万3969台で、詳細は以下のとおり。
▼ラムダッシュパームイン
品番:ES-PV6A(94747 台)、ES-PV3A(90058 台)
製造期間:2023年7月1日~ 2024年5月9日
製造番号:230701~240509
▼エントリーシェーバー3枚刃
品番:ES-RT4AU(56542台)、ES-RT1AU(132622台)
2023年3月1日~2024年7月31日
製造番号:230301~240731

■やけど3件を含む事故が48件発生
パナソニックによると、製品本体のUSBソケットとUSBケーブルの接続部分に水などの液体が付着した状態で充電を行うと、発熱し、樹脂部分が溶けたり、焦げたりすることが分かったということだ。
これまでに製品本体からの発火は確認されていないということだが、発熱したケーブルによるやけど3件を含む事故が48件発生している。

そのため、発熱を抑えられる過熱保護機能のついたUSBケーブルに無償で交換するリコールを実施すると発表した。
パナソニックは、「製品を使用する際や水で洗う際には、USB接続部分への水などの液体の付着を防ぐため、ソケットカバーをしっかりと閉めてほしい」としている。

パナソニックは5月21日から、ホームページとフリーダイヤルで問い合わせを受け付けている。
フリーダイヤル:0120-870-070
受付:2025年7月31日まで 9時~17時(毎日)
2025年8月1日以降9時~17時(土曜日、日曜日、祝日、弊社休日を除く)
(関西テレビ 2025年5月21日)