5月5日、胆振の厚真町にある北海道電力の火力発電所の敷地内に何者かが侵入した事件で、警察は出入り業者の男を逮捕しました。
建造物侵入の疑いで逮捕されたのは、苫小牧市の会社員、畑山航容疑者です。畑山容疑者は、5月5日夜、厚真町の北海道電力苫東厚真発電所に車で侵入した疑いが持たれています。
事件当時、パトロール中の警察官が門に取り付けられた鍵などが壊されているのを発見しました。発電所の設備には影響はありませんでしたが、防犯カメラの映像などから畑山容疑者が浮上していました。
畑山容疑者は発電所に出入りする業者の社員で、調べに「工具を盗む目的で入った」などと容疑を認めています。
警察は余罪があるとみて調べています。