無人古着店で“ロン毛男”が次々万引き

東京・江東区の古着の無人販売店で10日午後6時過ぎ、8台の防犯カメラ映像で撮影されたのは、次々と商品を盗んでいくロン毛の古着ドロボーだった。

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被害に遭った店長は「いやもう本当。許せない限りですよ。持っていったのが、有名ブランドのみ」と話す。

バック持ち入店した男(提供:無人古着屋LUCKY’S)
バック持ち入店した男(提供:無人古着屋LUCKY’S)

男は大きなバッグを持って店に入ってきた。店内を見回したあと、向かったのはパンツのコーナーだ。

商品を物色していると、こちらのほうをチラ見し、防犯カメラを気にしているようにも見える。

男はパンツ2本を取り、店の奥の試着室へポイッと投げる。そして入口に置いていたバッグを手に取ると、それも試着室にポイッと置いた。

盗みは終わらず、その後も他の商品をどんどん積み上げ、試着室に古着の山ができていく。最後に手に取ったのは、1万9800円のヴィンテージトレーナー。

ブランド品に手をかける男(提供:無人古着屋LUCKY’S)
ブランド品に手をかける男(提供:無人古着屋LUCKY’S)

それを試着室にかけて、男はカーテンを閉じた。

試着室で古着詰め込み無人店から逃走

今度は試着室の中で、何やらゴソゴソと動く様子…男が出てくると、手に下げていたのは詰め込んだ古着でパンパンに膨れたバッグだ。

パンパンに詰め込まれたバック(提供:無人古着屋LUCKY’S)
パンパンに詰め込まれたバック(提供:無人古着屋LUCKY’S)

男は忘れ物チェックのように一瞬振り返ったあと、会計することなく一直線に外へ。たくさんの商品を盗んで去っていった。

被害に遭った店長は「手慣れたものです。動きが速いです。もう…もう…本当にやめてほしいです」と話している。

店によると、被害総額は約9万円で、店長は警視庁に被害届を提出したという。
(「イット!」 5月14日放送より)

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