やんばるの森の固有種ホントウアカヒゲがすごしやすい環境を作ろうと大宜味村の子どもたちが巣箱を設置しました。

2月大宜味村はホントウアカヒゲを村を象徴する鳥に制定しました。

そのホントウアカヒゲが過ごしやすい環境作りに向けて愛鳥週間が始まった10日、地元の子どもたちが木製の巣箱8個を役場近くの山に設置しました。

男の子:
巣箱に10羽くらいは入ってほしい

男の子:
ホントウアカヒゲさんきてね!卵うみにきてね!

ホントウアカヒゲは子育てのシーズンを迎えていて子どもたちは親鳥の懸命な姿やヒナの姿も見られるのではと期待に胸を膨らませていました。

ところ変わって東村の山と水の生活博物館では、国の天然記念物のノグチゲラをはじめ、ホントウアカヒゲなど多種多様な野鳥を紹介する企画展が開かれています。

山と水の生活博物館渡久山尚子 学芸員:
博物館周辺に生息しているノグチゲラの情報を詳しく説明しています

また、「ワタシハダレデショウ?」というテーマで羽や写真などから、野鳥の名前を当てるクイズコーナーを楽しむ来館者の姿もありました。

訪れた人は:
だいたい分かりました。戻って見に行ったりもしたんですけど、展示を。でもだいたい8割分かった

村内では、野鳥がガラス窓に衝突する事故や、ロードキルなどが度々起こっていて、山と水の生活博物館が保護活動に取り組んでいます。

博物館は、やんばるの道を走る際は車のスピードを落とすなど、少しでも気にかけてほしいと呼びかけています。

沖縄テレビ
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