26年4月から“ながらスマホ”など自転車の交通違反に反則金が科されるのを前に、県民に改めて自転車のルールを確認してもらおうと新潟県警の“サイクルポリス”が始動した。一体どんな活動を展開するのか、取材した。
26年4月から自転車の違反行為に“反則金”
5月7日に出発式を迎え、活動を開始したのは、5人の県警交通機動隊員からなる“サイクルポリス”だ。

新潟県警の山崎勉交通企画課長は「(自転車は)免許のない乗り物なので、県民の皆さんに自転車のルールを広く広報しなくてはならない。そういったことを重点的にやっていくために発足させた」と結成の背景を語る。
今、自転車のルールの周知に力を入れる背景には、3月、警察庁が施行の方針を示した改正道路交通法の存在がある。

26年4月から16歳以上による自転車の違反行為が反則金の対象になる。
スマホのながら運転には1万2000円。イヤホンを着けながらの運転には5000円。このほか、夜間にライトをつけない運転や不必要な急ブレーキにも5000円の反則金が課される。
“サイクルポリス”白バイから自転車に乗り換え出発!
この日は、サイクルポリスが自転車で街頭に向かい、安全ルールを呼びかけた。サイクルポリス自身も、新たな任務に気持ちを引き締める。

本間朋巡査部長は「自転車に乗って活動することがなかったので、今まで白バイメインだったので、新しい気持ちで頑張っていきたい」と意気込む。
サイクルポリスは今後、交通安全教室や動画など様々な場所で自転車の交通ルールを県民に伝えていく。
(NST新潟総合テレビ)
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