バスやタクシーの女性乗務員の働きやすい環境づくりなどを話し合う会議が4月、那覇市で開かれました。

第一交通産業グループは、女性乗務員が働きやすい環境を整えることを目的に現場の声を拾う「女性会議」を全国で開いています。

県内で3回目の開催となった会議では、バス、タクシーの女性乗務員14人のほか、ドライバーの仕事に関心のある求職者なども加わり、職場の良い面や改善してほしいことを話し合いました。

バスの乗務員:
バスだと、午後用事があったら午前だけお願いという希望を出して。授業参観があるから休みたいというのも融通が利くので、バスの運転手(の仕事を)、早く知っておけばよかったと思います

話し合いであがった意見を直接役員に伝え回答をもらう場面もありました。

バスの乗務員:
子育て世代になると、子どものことが一番になってくると思うので、託児所を各事業所にぜひ。(設置すると)女性ドライバーも増えていくと思います

那覇バス・琉球バス交通の小川吾吉代表取締役は、「各営業所から近い場所に託児所の整備ができないか相談して取り組みたい」と前向きな姿勢を示しました。

バス・タクシー業界で人手不足が深刻ななか、女性や子育て世代が働きやすい環境をつくり人材の確保につなげたいとしています。

沖縄テレビ
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