見ごろを迎えた山形県内の「桜スポット」を紹介する2回目は、満開を迎えた山形市・馬見ヶ崎川沿いのサクラ。道路を挟んで両脇にずらっと桜並木が続き、2025年も見事なサクラのトンネルが完成していた。

満開の山形市・馬見ヶ崎さくらライン
満開の山形市・馬見ヶ崎さくらライン
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川原の風に揺れサクラを見ながら楽しむ花見

2.3キロに渡って続く圧巻の桜並木。
馬見ヶ崎川沿いには約380本のソメイヨシノが植えられていて、「馬見ヶ崎さくらライン」と呼ばれ親しまれている。

川沿いに2.3キロの桜並木が続く
川沿いに2.3キロの桜並木が続く

2025年は2024年より4日遅く、4月17日に満開を迎えた。
18日の山形市は時折雨が降り曇り空だったが、日中は気温が上がり、見ごろとなったサクラを楽しみに多くの人が訪れていた。

川を挟んで両岸にサクラが咲く
川を挟んで両岸にサクラが咲く

上山市から訪れていた家族連れは「上山はまだ咲いてなくて、馬見ヶ崎の方が満開だなと思って来た。子どもに初めてサクラを見せたいと思って。まだちょっとわかってないような、わかっているような…。でも楽しそうにニコニコしていたので一緒に来て良かった」と笑顔で話してくれた。

赤ちゃんにもサクラの美しさが伝わったのだろうか
赤ちゃんにもサクラの美しさが伝わったのだろうか

市内から:
満開ですね。(Q.サクラ見ながらのお酒は?)最高。普通は車で通るだけ、たまにはいいだろうということで、今日は友だちと一緒に楽しみに来た。川のせせらぎを聞きながら、最高。

川のせせらぎを耳にしながら、美しいサクラを眺めながらのお酒は楽しかったそう
川のせせらぎを耳にしながら、美しいサクラを眺めながらのお酒は楽しかったそう

市内から:
サクラの季節最高。咲くまで長い。春を待って気温とともに暖かくなって花が開いて満開になった、そういう楽しみがある。すてき以外の言葉が見つからない。

「美しい」以外の言葉が見つからないと話してくれた女性も
「美しい」以外の言葉が見つからないと話してくれた女性も

山形大学から来た研究グループの学生たちは、「僕が大学院で、学部4年生の後輩たち。顔合わせ・親ぼくも含めて来た。毎年見ると『春が来たな』と感じる。自分も後輩も、お互い成長できるすてきな1年にできたらと思う」と話してくれた。

馬見ヶ崎川とサクラ
馬見ヶ崎川とサクラ

夜のライトアップで昼とは違った美しさも

そして、17日に撮影した夜の馬見ヶ崎川沿い。
ライトアップされ、昼間とはまた違った雰囲気を楽しむことができる。

ライトアップされると、昼間とはまた違った雰囲気を楽しむことができる
ライトアップされると、昼間とはまた違った雰囲気を楽しむことができる

約830メートルの区間・83本がライトに照らされ、美しい夜桜が浮かび上がる。ライトアップは午後6時半~午後9時までで、20日まで行われる予定。

ライトアップは午後6時半~午後9時まで。4月20日までの予定
ライトアップは午後6時半~午後9時まで。4月20日までの予定

<県内のほかの主な花見スポット情報>
満開…日和山公園(酒田)、鶴岡公園(鶴岡)、倉津川枝垂桜・舞鶴山(天童)
5分咲き…烏帽子山公園(南陽)
3分咲き…最上川堤防千本桜(長井)
咲き始め…最上公園(新庄)、松が岬公園(米沢)

県内でもまだ咲き始めのところもあり、長くサクラを楽しめそう
県内でもまだ咲き始めのところもあり、長くサクラを楽しめそう

(さくらんぼテレビ)

さくらんぼテレビ
さくらんぼテレビ

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