17日の近畿はぐんと気温があがり、暑い一日となった。
本格的な夏を前に、万博会場を訪れた人たちは大丈夫だったのか。取材した。

■暑かった17日 日傘・日傘・日傘で真夏のような光景
17日の万博会場では、あちらこちらで、日傘・日傘・日傘!真夏のような光景が広がった。
大阪市の最高気温はなんと24.3度。
1番人気、80分待ちのアメリカ館の前でも日傘を差した人の行列が…
アメリカ館を待つ人:薄着で着たつもりですけど、暑いなと思ってます。Tシャツになろうかなと思ってるぐらい。10年ぐらい日傘男子なのでこれは欠かせないと思いました。
アメリカ館を待つ人:(Qきょうは暑いからこういう格好?)もちろん。25度ぐらいになるって。ひたすら予防です、紫外線予防。

また会場内は日陰が少なく、ある現象も…
記者リポート:こちら外の休憩所なのですがほとんど外に人がいません。中に入りますと少し静しくなっていて多くの方が休憩しています。
そして大屋根リングの下にも、たくさんの人が…
訪れた人:涼しいですね。オアシスですね。大屋根リングの上を歩いていると暑いのでそれで疲れちゃいましたね。

■利用料が「無料」の万博サウナ「太陽のつぼみ」
話は「暑い」から変わって、「熱い」スポットの話題へ!
それが西ゲートの近く、海に面した場所にある万博サウナ「太陽のつぼみ」。万博会場にサウナがある、というだけでも熱い話ですが。実は利用料が「無料」だ。
早速記者が体験しにいくと…
万博サウナ「太陽のつぼみ」 ガイドスタッフ:ようこそエクスペリメンタル・サウナ・リチュアル『太陽のつぼみ』へ。
「エクスペリメンタル・サウナ・リチュアル」。
要するにここは、ガイドの下、グループで入る体験型サウナ。11の「リチュアル=儀式」と称して音や光とともに楽しむ。

■1970年の万博でアメリカ館の屋根を作った会社が手掛ける
そして、そのサウナの建物自体にもある特徴が。
犬伏記者:あ、光が入ってくるので結構明るいですね。暗いサウナのイメージと違って開放感があります。
実は、万博サウナには世界で初めてETFEというフッ素樹脂が使われていて、軽くて断熱性がある上、光を通すので太陽の光を取り込むことできるのだ。
これを手掛けたのは「太陽工業」。1970年の万博でアメリカ館の大きなテント式の屋根を作った会社だ。
ガイドスタッフ:香りのリチュアル(儀式)です。嗅覚に集中して楽しんでください。
アロマオイルの香りの中でサウナの熱さを感じ、記者の体はすぐに汗だらけに…。

■水中に潜ると…「イルカみたいな鳴き声が聞こえてきました」
次は3Dプリンターで作られた水風呂。
記者リポート:うわー冷たい!
ガイドスタッフ:よければ耳まで浸かっていただいて。
記者リポート:え、水中ですか?
ガイドスタッフ:はい、潜っていただいて大丈夫なので」
記者リポート:何かあの、イルカみたいな鳴き声が聞こえてきましためっちゃくちゃ気持ちいい。

■都会の喧騒から離れてリラックス 客の評判も上々
そして、外気浴へ。
記者リポート:わ、ふかふか。もう何も考えられないです。
万博サウナを利用したお客さんの評判も上々。
初日の利用客:最高でした。気持ちよかったです。(Qこの後は?)ビールでも飲みに行こうかと。さっぱりして。
都会の喧騒から離れてリラックス…。1日およそ100人限定で別途、万博の入場料はかかりますが、利用料が無料とは思えないほど施設は充実している!
(関西テレビ「newsランナー」2025年4月17日放送)
