JFEスチールは4月10日、倉敷市の水島コンビナートにある西日本製鉄所倉敷地区の3基ある高炉のうち「第2高炉」1基を、世界最大規模の電気炉に転換することを明らかにしました。
電気炉はこれまでの高炉に比べて二酸化炭素排出量を年間約260万トン減らすことができるということです。
生産能力は年間200万トン程度を見込んでいて、関連の設備を含めると投資額は3294億円の予定です。1045億円を上限に、政府からの支援(排出削減が困難な産業におけるエネルギー・製造プロセス転換支援事業の補助金)も見込まれています。
生産開始は2028年度を予定しています。