アメリカ・ワシントン州で3月、刑務所を出たばかりの男が元交際相手の家に侵入し、その場にいた“家族”を誘拐する事件が発生した。警察官が捜索を行うと森で男を発見。投降を促すと、元交際相手の家族であるニワトリを無事に保護することができたという。その後、ニワトリのポリーは元交際相手のもとに無事戻された。

元交際相手宅から…鶏を誘拐

アメリカ・ワシントン州で3月29日、警察官は住居に侵入した男を追跡中だった。

犯行を確認した元交際相手の女性は、「ポリーを連れ去られた」と語り、逃げた男が女性と一緒にいた“家族”を誘拐したと語っていた。

警察はまもなく森の中で、男を発見。すかさず警察官は、「おい！手を上げろ！」と呼びかけていた。この時、男は女性の家族である「ポリー」を抱えていた。

男は誘拐の際、ドアを蹴破って元交際相手の女性宅に侵入。そして女性の目の前で家族のポリーを抱え上げると、「ポリーを捕まえた！ポリーを捕まえた！」と何度も叫びながら連れ去ったという。

実は誘拐された家族は「ニワトリ」

その後、男は警察官に追い詰められるも、誘拐されたポリーの安否が懸念されていた。男と対峙した警察官は、「わかった！チキンを落とすな！」と会話している様子があった。

男が連れ去ったのは、元交際相手が飼うニワトリだ。男は家に侵入する約2時間半前に刑務所を出所したばかりだったという。その後、ポリーにケガはなく女性の元に返された。
（「イット！」 4月7日放送より）