バスケットボールB3リーグ・トライフープ岡山で長年チームを支え、2024-25シーズン限りでの現役引退を発表した岡田陸人選手(31・玉野光南高校出身)の引退セレモニーが4月6日、岡山市で行われました。
2000人以上が訪れた6日のさいたまブロンコスとの一戦。2016年からチームに在籍し、2024-25シーズン限りでの現役引退を発表した岡田陸人にとっては岡山市で最後となる節目の試合です。
試合は2025年2月に加入したキャメロン・ハンカーソンの豪快なダンクやポイントガード濱田貴流馬の連続3ポイントなどで得点を重ね、10点差で前半を終えます。
しかしその後、相手に連続得点を許し第4クォーターには逆転されます。岡田も持ち味のディフェンスで粘りますが、一歩及ばず、76対71で敗れました。
試合後に行われた引退セレモニーでは家族から花束が贈られたほか、背番号18がチーム初の永久欠番に。大勢が見守る中、岡田が語ったのはファンへの感謝でした。
(トライフープ岡山 18 SG 岡田陸人選手)
「皆さんの声援のおかげでくじけそうな時でも、もうダメだと思った時でもまたここに戻ってきたいと思わせてくれた。18番のユニホームを着て岡田陸人のタオルを掲げてくれてありがとうございました」
最後はチームメイトに囲まれ記念撮影。
(トライフープ岡山 岡田陸人選手)
「地元の選手としてプレッシャーや昇格への期待が自分自身にあったが、この4ヵ月くらい、すごくバスケットが楽しくて、7歳から始めたバスケットが楽しいという気持ちを改めて感じることができた。本当にいい時間を過ごした」
岡田選手は、4月12日と13日に津山市のホームで行われる2024-25シーズン最終戦で現役引退となります。