「獅童さ~ん」

紙吹雪が舞う中、中村獅童さんら俳優陣が人力車に乗って町内を回ります。讃岐路に春を告げる「四国こんぴら歌舞伎大芝居」が4月4日、香川県琴平町の金丸座で開幕するのを前に3日、恒例のお練りが行われました。

コロナ禍や金丸座の耐震補強工事を経て2024年、5年ぶりに復活した「お練り」。2025年も地元の人や全国から集まった歌舞伎ファンが沿道を埋め尽くしました。

今回のこんぴら歌舞伎では、獅童さんと2人の息子、陽喜さん・夏幹さんとの親子共演も話題となっていて、3日は、3人そろっての顔見せとなりました。

(歌舞伎ファンは)
「陽喜くん!」
「ほんとにかわいらしい」
「(獅童さんを)見られた。素敵だった」
「しっかりとした演技を楽しみにしている」

(中村獅童さん)
「(こんぴら歌舞伎は)ずっと出たかったので、非常にあしたの初日が楽しみ」
「(2人の息子は)とにかく最後まで元気よくやってくれればいいかなと思っている」

(中村陽喜さん)
「この揺れが気持ちいい。(初日は)頑張ります」
(中村夏幹さん)
「(人が多くて)うれしい」

このほかにも中村萬壽さんや中村時蔵さんなど豪華俳優陣も顔をそろえました。

(中村萬壽さん)
「元気よくみんなで楽しく見てくれた客が喜んで帰ってもらえる公演にしたい」

四国こんぴら歌舞伎大芝居は、琴平町の金丸座で4月4日から20日まで上演され、期間中、まちは、歌舞伎一色に染まります。

岡山放送
岡山放送

岡山・香川の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。