岡山市と愛媛・今治市で起きた山林火災は、28日にかけてまとまった雨が降ったこともあり、岡山市は「鎮圧」したと発表した。一方、今治市は「延焼阻止」を宣言し、確認を進めている。

27日夜からのまとまった雨で、岡山市では火や煙は見えなくなり、「鎮圧」が確認された。

28日午前10時半までに岡山市南区と玉野市で出されていた避難指示が全て解除された。
住民からは「疲れました」「もうこんな思いはしたくない」「ほっとした。ざわざわして落ち着かなかった」という声が聞かれた。

岡山市の大森市長は、「完全消火を目指してやっていく」としている。

一方、愛媛・今治市でも27日夜からまとまった雨が降り、今治市の徳永市長は「延焼阻止」ができていると宣言した。

今治市・徳永市長:
鎮圧に向け、はっきりと希望の光が見えてきた。もうしばらく、ご協力をお願いしたい。

今治市と西条市に出されていた避難指示は、一部地域を除いて解除された。
週末に「残り火」が残っていないかドローンなどを使って改めて調査し、鎮圧・鎮火を目指したいとしている。
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