おでんが恋しくなる季節。
ここは、昔懐かしい「おでん屋台」ですが、そこにいたのは、たくさんの子ども達です。

実はここ、“子どもファーストのおでん屋台”どんなに忙しくても、1番におもてなしするのは「子ども達」です。

原田貴秀さん:
子供優先になるんで!申し訳ないです。
そんな「おでん屋台」を1人で切り盛りするのは、原田貴秀(はらだ・たかひで)さんです。

原田貴秀さん:
僕自身が小さい時に、屋台へ母と兄弟3人と一緒に行った記憶があります。今53歳ですけど、未だに覚えてるんですよね。なので、その記憶を子ども達にも思い出として残してあげられたらいいなって。

“家族との思い出になる場所を作りたい”。その思いで3年前に「おでん屋台」をオープンしました。
“心も体も温める”。今では、地域に欠かせない「おでん屋台」です。

原田貴秀さん:
僕シングルファーザーなんで、息子とずっと2人だったんですけども、その時ご近所の方に助けてもらったりした。地域の方に今までしてもらった分も、なんかこうお返しっていう形でね。

原田貴秀さん:
僕が元気なうちは頑張ろうかなと思います。週末は子どもたち楽しみにしているので頑張りますけど、平日はたくさん休みます。

たくさんの子どもが家族との思い出を紡げますように。おでんも人の心も温め続ける原田さんの活動はあすも続きます。