3月18日は岡山市に世界で初めて点字ブロックが設置された「点字ブロックの日」です。岡山市では18日、点字ブロックをモチーフにしたタクシーがお目見えしました。
「点字ブロックは岡山生まれです」と書かれた黄色いタクシー。車内には点字ブロックが敷かれ、屋根に盲導犬のオブジェが設置されています。
これは岡山市に本社を置く両備グループの岡山交通が岡山発祥の「点字ブロック」について広く知ってもらおうと企画したものです。
点字ブロックは58年前の3月18日、岡山市中区原尾島に世界で初めて設置されました。この「点字ブロックタクシー」は岡山盲学校の元教頭で全盲の竹内昌彦さんが専任ドライバーの研修に携わっていて、18日の出発式で乗り心地を確かめていました。
(ヒカリカナタ基金 竹内昌彦理事長)
「点字ブロックは目の見えない人にとって、とても大事なものなんだと。みんなで大切にしようという言葉のきっかけになる。とても良いことをしてくれたと思う」
点字ブロックタクシーは誰でも利用可能で、18日から運行しています。