奈良市の平城京の跡地に、全長約200メートルの大型の前方後円墳が、新たに見つかった。

■平城宮跡の北側「佐紀古墳群」近くで新たな巨大古墳見つかる
大型の前方後円墳が見つかったのは、奈良市の平城宮跡の北側に位置し、多くの前方後円墳が集まる「佐紀古墳群」の近くだ。

奈良市が2023年に行った住宅建設に伴う発掘調査で、大きな溝の跡から平城京が建設される前の4世紀末に作られたとみられる、埴輪などが出土した。

出土した埴輪には鰭(ひれ)のついたものなどがあった。

■航空機からのレーザー測量などで「全長約200メートルの大型前方後円墳」発見
その後、航空機からレーザーで測量するなどした結果、この場所に全長約200メートルの大型の前方後円墳が新たに見つかった。

平城京を建設する際に40基ほどの古墳が取り壊されていて、奈良市によると、今回見つかったものは最も大きいということだ。
(関西テレビ 2025年3月16日)
