さぬき市から移転する徳島文理大学の新しいキャンパスが高松市のJR高松駅近くに完成し、3月11日、開学式が行われました。

開発が進む高松市中心部にまた新たな施設の誕生です。真新しい大講義室で行われた開学式には関係者約300人が出席しました。式では大学の村崎文彦理事長が「高松で過ごす学生に深い学びと豊かな経験を得てもらえるよう尽力したい」とあいさつしました。そして、テープカットして開学を祝いました。

徳島文理大学の高松駅キャンパスは敷地面積約2000坪。東棟が地上18階、地下1階建てで西棟が地上8階建てとなっています。もともとあったさぬき市志度の香川キャンパスから移転するもので、建物には5つの学部で10学科、3つの研究科の教室や研究施設に加え、約17万冊が蔵書されている図書館などが整備されています。

このほかバスケットボールやバレーボールなどができる屋内アリーナも設けられ、最新鋭の設備がそろった都市型キャンパスとなっています。

(徳島文理大学 戸川友美広報企画監)
「4月からここに入学者を迎え、在学生、教職員、多くの学生、教職員と共に高松のまちの新たな1ページを刻んでいきたい」

2月にはあなぶきアリーナ香川がオープンするなど開発が進むエリアにできた新しいキャンパス、4月からは学生と教職員約1500人が集う新たなにぎわい拠点が誕生しました。

岡山放送
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