卓球のTリーグ、3位の岡山リベッツは3月9日、ホーム最終戦で2位の琉球と対戦しました。
既にプレーオフ進出を決め、互いに4連勝中と、好調の両チームがぶつかり合いました。第1マッチのダブルスは、元中国代表のハオ シュアイ(41)とリベッツ5シーズン目の田添響(28)ペア。2024-2025シーズン、ホーム戦初出場の田添が気を吐きます。ダブルスはストレートで勝利を収め、バトンをつなぎます。
次のシングルスは敗れ、迎えた第3マッチ。リベッツの17歳、吉山和希は、琉球のパリ五輪代表、篠塚大登(21)と対戦。一進一退の攻防が続きましたが、吉山が強敵相手にTリーグ・シングルス初勝利を飾ります。
(岡山リベッツ 吉山和希選手)
「10回やって10回負ける相手だと思うんですけど、今回はたまたま自分の調子が良くて勝っただけだと思うので、次は実力でも勝てるように頑張りたいです」
試合は延長戦に突入し、琉球はパリ五輪代表で世界ランク4位の張本智和(21)、リベッツは吉山を起用します。必死に食らいつく吉山に対し、一歩も引かない気合十分の張本。熱戦の行方は11対9で、張本に軍配が上がり、リベッツはマッチカウント3対2で惜しくも敗れました。
リベッツはあと1試合を残しレギュラーシーズンの3位が確定。プレーオフ準決勝は3月22日です。
(岡山リベッツ 白神宏佑監督(42))
「3度目のプレーオフ進出なんですが、3度目の正直として優勝したいと思いますので、皆さん、どうかお付き合い願いたいなと思います」