【島根県】赤茶色の石州瓦が印象的

■津和野町

島根県津和野町(2025年3月撮影)

中国地方でよく見かける赤茶色の石州瓦がとても美しい。城下町として古くから栄えた街だ。

■大森銀山地区(大田市大森町)

大田市大森町の大森銀山地区(2022年9月撮影)

石見銀山とも呼ばれた、かつて日本最大を誇った銀山にある町並み。銀山が休山したのは1923年。開山は1500年代と古く、何百年もの間、これほどまでに町は発展した。

大田市大森町の大森銀山地区(2022年9月撮影)

町並みに紛れ込んだ自販機を見つけ、ここが生半可な景観の町でないことが伝わってくる。

■大田市温泉津(ゆのつ)地区

大田市温泉津地区(2022年9月撮影)
大田市温泉津地区(2022年9月撮影)

重伝建地区に指定されている温泉街。木造旅館がひしめき合うように建っている。その景観に萌える。

【岡山県】薄暮に浮かぶベンガラの街並み

■高梁市成羽町吹屋地区​

高梁市成羽町吹屋地区(2022年9月撮影)

紅殻(ベンガラ)染めが有名で、漢字のとおり、紅色を基調とした街並みが続いている。

高梁市成羽町吹屋地区(2022年9月撮影)

煌々と光るおなじみのマーク。郵便局だ。これほど美しい郵便局は他にあるだろうか。

(了)

一人旅研究会
一人旅研究会

本名:栗原悠人。平成7年大晦日生。川崎出身。那須、札幌等に住居を転々としながら旅情と郷愁を求め、日本全国の鄙び空間、退廃的空間、秘境、温泉などを巡る。家ではジオラマ製作・落書き。日本一周・全県宿泊済。 愛車:三菱 ランサーエボリューションⅦGT-A。カメラ:CANON EOS R6 markⅡ。著書に『一人旅研究会・ノスタルジック写真集〜日本のなつかしい風景を旅する〜』(マール社)がある。