山梨県の夜道で、突然飛び出したシカと車が衝突する瞬間がカメラに捉えられた。シカは回転しながら弾き飛ばされ、車のバンパーは大きく破損。運転手によると、シカは驚いた様子でこちらを一瞥し、そのまま逃走したという。一方、千葉県では、空を埋め尽くす鳥の大群が出現した。現場は羽ばたき音が響き渡り、不気味な光景だったという。専門家によると、大型の水鳥「カワウ」の可能性が高いとみられている。
シカと衝突で車のバンパーが破損…
山梨・山中湖村付近の夜道で2月28日午後10時頃、突然左右から同時に現れた2頭のシカが撮影された。

次の瞬間、右側のシカが道路に飛び出し、車と衝突。シカはクルクルと回転しながら弾き飛ばされてしまった。

衝撃は車のバンパーが割れるほどだった。
果たしてシカは無事だったのか。運転手は「ひかれたシカは、一瞬『なにしてくれとんねん!』みたいな感じでこっちを見て、走って逃げていった。何してくれとんねんはこっちのセリフじゃいって感じ」と語っている。
その後、警察に連絡し、事故処理を行ったという。
“ゾッ”とする…空を覆う鳥の大群…水鳥「カワウ」か?
千葉・白井市で2月26日午後6時頃、空に広がる“ゾッ”とする不気味な光景が撮影された。

撮影者は同行者と様子を見つめながら、「すごい、何これ」「また戻ってくる、また来た」「怖いんだけど」と会話を交わしていた。
2人が目にしたのは、空を埋め尽くす鳥の大群だ。
撮影者は「ガーってすごい音がして、何の音だろうと思って空を見上げたら鳥だった。あまりの多さに怖いぐらいでしたよ」と振り返る。

この大群の正体について専門家に聞いたところ、見た目の特徴や、この時期に群れで現れたことから、大型の水鳥「カワウ」の可能性が高いという。
撮影者によると、数日にわたり確認されていたが、2月26日を最後に姿を見せなくなったという。
(「イット!」 3月5日放送より)
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