宮崎駅からほど近い錦本町の新・県営プール隣接地の再開発の一つである「ひなたキャンパス」が完成した。会員制コワーキングスペースで、企業や個人が利用するほか、宮崎大学のサテライトキャンパスとしても使用される。街中のにぎわいを宮崎駅の北側にもつなげる拠点となり、地域の活性化が期待されている。

「ひなたキャンパス」どんな施設?

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宮崎市錦本町の県プール隣接地に「ひなたキャンパス」が完成した。米良企業グループの「わくわくセンター」が整備・運営する会員制のコワーキングスペースだ。企業や個人が利用できるほか、宮崎大学が法人会員となりサテライトキャンパスとして使用する。

入ってすぐのところにあるのは、イベントなどができるコミュニティラウンジ。その隣にはホールがある。350人ほどが入れる広さだ。ホールは3部屋に区切ることができ、学会などでの利用を想定している。

2階には目的に応じて様々な使い方ができるスペースが設けられている。会議で使えるスペースや、広々としたフリーアドレス席、個室で集中して仕事ができる席などが設けられている。

利用料は、フリーアドレス席が1時間550円、会議室は2200円。月極でオフィス利用できる部屋もある。

宮崎大学の講義は、レクチャールームで週に20科目程度行われる予定。科目数が最も多い月曜日は、延べ数百人の利用が見込まれる。

様々な世代の交流に期待

中高生や社会人向けの講座も開く予定で、ひなたキャンパスを運営する「わくわくセンター」では、学生や社会人など様々な世代が集まって交流を深める場となり、新たなビジネスが生まれることを期待している。

わくわくセンター 藤井貴広社長:
新しい働き方、新しい学び方、新しい交わり方をコンセプトにして、垣根を越えてイノベーションが生まれる施設にしたい。宮崎駅から北側のエリアが学生を中心にもっともっと活性化し、宮崎の新しい街として発信したいと思っている。

「ひなたキャンパス」は2025年4月1日にグランドオープン。新たなにぎわいの拠点となり、ここで生まれたアイデアを地域課題の解決につなげたいとしている。

(テレビ宮崎)

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