岩手県大船渡市の山林火災は、発生から1週間がたちました。
5日は火災が発生してから初めて、まとまった雪や雨が降っています。

6日にかけて降り続ける見通しで、延焼が続く中、火の勢いがおさまることが期待されます。

対岸に見える甫嶺地区
対岸に見える甫嶺地区
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5日未明からみぞれのような雪が降っていましたが、午前9時ごろには雨に変わりました。
対岸に見えるのが甫嶺地区です。

雨の影響なのか、4日に比べて煙の量が少ないようにも感じられます。

2月26日に発生した山火事で、大船渡市では午前6時の時点で、焼失面積が約2900ヘクタールと市の面積の9パーセントに達しました。

長引く避難生活で住民に疲れの色も出る中、5日の雨には期待の声も聞かれました。

非難する人:
できるだけ沈静化に進んでいくということでは雨は恵みです。

岩手県沿岸で15日連続で出されていた「乾燥注意報」は4日夜、解除されました。

大船渡市では午前11時までに5.5ミリの雨が降っていて6日未明まで降り続く見込みです。
(「Live News days」3月5日放送より)

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