高松市に本店がある、高松信用金庫は基本給を底上げする、ベースアップ(ベア)と初任給の引き上げを行うと発表しました。ベースアップは2年ぶりです。
発表によりますと、定期昇給と合わせた平均の賃上げ率は約5%で、最大で11.7%程度となる見通しです。ベースアップは2023年7月以来です。非正規を含めた職員約420人が対象となっていて、2025年7月の給与から引き上げる予定です。若手職員ほど引き上げ幅を拡大し、引き上げ幅は最大で2万円ということです。
また、2026年4月に入る職員から初任給を最大2万円引き上げます。
高松信用金庫は「物価高に伴う家計負担の増大のほか、待遇改善による人材の確保や定着につなげることなどを目的に、ベースアップを実施いたします」としています。
高松信用金庫は香川県内に31店舗を展開する県内最大の信用金庫です。