旬は春から初夏と言われるイチゴですが、今の時期が一番おいしいとされています。総社市の農産物直売所では「いちご祭り」が2月27日から始まり、多くの人でにぎわっています。

ビタミンCが多く味が濃い晴苺(はれいちご)に酸味が少なくコクのあるほしうらら。寒暖差のある今が一番おいしいイチゴ。2025年はイチゴの価格が平年より高いこともあって週末にはイチゴ狩りを楽しむ人が1日約500人と多く訪れています。

(客は…)
「おいしい」
「こっちはあっさりして食べやすかった。これが好き(Q:2025年はイチゴ高いじゃないですか?)高い!元取ろうと思っている。目指せ50個!100個!」

総社市にある農マル園芸吉備路農園ではイチゴのベストシーズンに合わせ27日から開園20周年を記念した「いちご祭り」を行っています。イチゴ狩りはもちろん、イチゴを使った加工品にイチゴの苗の販売まで園内はイチゴづくしです。

中でも目を引くのはイチゴを使ったお寿司です。

(平野桂子記者)
「普段はこのサイズだが、期間中は好評につき2倍のサイズが登場」

ご飯とも合う商品をと開発されたこちらのお寿司。気になるその味は・・・

(平野桂子記者)
「イチゴと酢飯が意外と合う。酢飯にイチゴジャム入っているということで、一度食べてみる価値ある」

王道のスイーツにもイチゴがしっかり乗ったシュークリームが初登場するなど、園内は甘い香りに包まれています。

(農マル園芸吉備路農園 安藤維宏副農園長)
「寒暖差の大きい今が一番おいしい。お年寄りから子供までイチゴが楽しめると思うのでイチゴ狩りをはじめ楽しいものを見つけてほしい」

いちご祭りは3月9日までで、農マル園芸では、今後1年を通して様々なイベントを行うとしています。

岡山放送
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