来場者が1500万人を突破し、大盛況となっている大阪・関西万博に、8月22日、岡山県のブースがお目見えしました。岡山の魅力がこれでもかというくらい詰め込まれています。
1500万人を突破したのは開幕130日目となる8月20日。平日の22日も会場には国の内外から多くの人が訪れています。
〇うらじゃ演舞の様子
そんな万博会場に乗り込んだのは、晴れの国岡山の夏を彩り、23日から本番を迎えるうらじゃの踊り連。伊原木隆太知事も駆け付ける中、岡山県のブース、「おかやま桃太郎の夏休み」のオープンを盛大に祝いました。
ブースにはステージのほか展示コーナーが設けられ、その面積は約700平方メートルです。
(中西源太記者)
「こちらの試食コーナーでは県産の牛肉や果物など岡山の食を楽しむことができ大盛況となっています!」
(大阪から訪れた人)
「さっぱりしていて、甘みがあってとてもすっきりしている。職場の上司が岡山出身で、果物がとてもおいしいといつも聞いているので来た」
(京都から訪れた人)
「いろいろなものも食べられるし、体験もできるし、デニムも好き」
大きなターゲットは外国人観光客。外国人に人気の日本刀の聖地、瀬戸内市の長船で作られた日本刀やその歴史が紹介されています。仮想現実VRを使って井原市美星町の満天の星空を見せたり新見市の鍾乳洞「満奇洞」を体験させたりと、岡山まで足を運んでみたいと思わせる仕掛けを準備しました。
(岡山県 伊原木隆太知事)
「それぞれの市町村の皆さんが自慢の品物を持ってきているのでびっくりすると思う。岡山のいいもの、おいしいものをぎゅっと、ぎゅっと集めた展示になっていると思う」
24日まで展開される「おかやま桃太郎の夏休み」。万博の客を岡山に引き込めるか。岡山にとっての“大阪夏の陣”が始まりました。