中国のスキー場で、リフトに乗っていた子どもが宙づりになっている危険な瞬間がカメラに捉えられた。母親が助けようとするも、最終的に子どもは数メートル下に落下。幸い、雪が積もっていたため無傷だった。中国メディアなどによると、リフトのセーフティーバーが適切に下げられていなかったことが原因だという。
危ない!子どもが宙づりでリフト移動…
中国・河北省の人気観光地にあるスキー場で、「あっ、危ない!」と何かを見つけて驚く男性の声が響いた。また次の瞬間、男性は「あっ、前、危ない」「まずい、落ちそう!」と叫ぶ。

男性の目線の先には、ピンク色のジャケットを着た子どもがスキーリフトの下に宙づりになっていた。
「お願い!高いから落ちないよう気をつけて!」「ダメダメダメ!」という声も聞こえる。

地上からの高さは数mで、落ちたら大けがをする危険もある状況だ。同乗していた母親が子供を抱え上げようとするが、中々持ち上げることができない。
「引っぱってあげないと!」「もっと力を入れて!」という声が飛ぶ中、子どもの体はぶらぶらと揺れている。
数mの落下も無事…原因は安全バーか
「腕が!腕が!」という声の中、次の瞬間、子どもはとうとう力尽き、茂みの中へと落下してしまった。

一体、子どもはどうなってしまったのか。なんと幸い、落下した場所は雪が積もっていたため子どもは無傷だった。
中国メディアなどによると、搭乗した際にリフトのセーフティーバーがきちんと下げられていなかったため、このような事態になったという。
(「イット!」 2月20日放送より)
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