車検の有効期限が切れ自賠責保険にも入っていない状態で2台の警察のパトカーが約1か月間走り続けていたことがわかった。走行距離は合計約4000キロ。有効期限を1年遅く記入していた管理ミスが原因だという。
パトカー2台 車検期限切れで運転
佐賀県警察本部によると、車検の有効期限切れや自賠責保険に入っていない状態となっていたのは、伊万里警察署と鹿島警察署のパトカー2台。

2台のパトカーは2024年12月14日に車検の有効期限が満了していた。しかし、車検の有効期限が切れた後も署員が運転していたという。
約1か月間に計4000キロ走行
パトカー2台が無車検・無保険で運転していたのは約1か月間。走行距離は合わせて約4000キロに上る。
有効期限1年遅く記入する管理ミス
通常パトカーの車検については、警察本部の会計課がリストで管理している。

しかし管理する職員が車検切れの日にちを1年遅い2025年12月14日と記入していた。このため無車検・無保険のまま運転していたという。

佐賀県警察本部は、会計課が管理するリストのチェック体制を強化し、乗車前の日常点検で確認するなど、再発防止に努めるとしている。
(サガテレビ)