18日の東京都心の最高気温は37℃と厳しい残暑が続く中、あるものが爆発的に売れている。
街に出てみると、サングラスをかける多くの人々の姿があった。
“お手頃価格化”でサングラスの売り上げ急増
サングラスをしている人に話を聞いた。

ーーいつ買った?
20代:
もうちょうど、おととい(買った)。まぶしくないので歩きやすいというか、外で過ごしやすいというのはありますね。
30代:
(サングラスを)かけていないと、逆に開けられないんで、目を。

中には、2歳3カ月の男の子も。外に出るときは、なるべくかけるようにしているという。
サングラスの需要が急増する中、新たな業種のサングラス市場への参入が相次いでいる。

大手コンビニエンスストア「ファミリーマート」は、税込み2490円でオリジナルのサングラスの販売を6月に開始したところ、当初の予想の約300%の売れ行きを記録し、ほぼ完売したと発表した。

大手ファッションメーカー「ユニクロ」は、税込み1990円でサングラスを販売していて、20代から30代の女性を中心に、4月以降気温の上昇と合わせて売り上げも上昇したという。
こうした中、高校生はサングラスの価格について、こう話した。
高校生:
1000円以内だったと思います。買いやすかったです。
高校生:
1000円以内だったらありがたいなって感じです。
1000円以内のサングラスを探してみると…高機能でコスパの良さが人気のワークマンでは、税込み980円でサングラスを販売していた。

ワークマン・松重尚志チーフ:
カジュアルサングラスは今約2万点ほど販売がございまして、去年に比べますと6倍ほど伸長しております。それがもうほとんど完売ということなので驚きですね。
こうした“お手頃価格化”が、サングラス人気を後押ししていた。
“目の夏バテ予防”にも有効
一方、サングラス人気の背景にはこんな理由も。
50代:
目から紫外線が入るって聞いたので、サングラスしようかなと思って。
紫外線の目への影響はどのようなものがあるのだろうか。

伊藤医院 眼科医・有田玲子副院長:
本当に短時間でも、夏の紫外線を浴びると目が痛くて開けられないとか、角膜に傷がついたり、最近多いのが目の疲れ、それから頭痛・肩こりです。対策としては、UVカット率の高いサングラスがおすすめです。
UVカット機能のあるサングラスのほか、日傘や帽子の使用で“目の夏バテ予防”ができるという。
(「イット!」8月18日放送より)