台湾を訪問していた熊本県の木村敬知事は、2月11日に台湾のスターラックス航空を訪れた。スターラックス航空は熊本のポテンシャルを高く評価し、台湾の台中や高雄で計画する新規路線について、熊本を新たな路線先として検討していることを明らかにした。

木村知事がスターラックス航空を訪問

九州地域戦略会議のメンバーとして台湾を訪れていた木村知事は、2月11日に熊本国際空港の山川秀明社長と一緒に、台北市にあるスターラックス航空の本社を訪問し、グレン ザイCEOなど幹部と会談した。

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ザイCEOは熊本―台北線の2024年1年間の搭乗率が86パーセントと好調だったことを明らかにし、「熊本はポテンシャルが高い」と評価。

台湾の台中や高雄で就航を計画する新規路線について、「ポテンシャルが高い都市を検討している」と話し、新たな路線先として熊本を検討していることを明らかにした。

木村知事は、熊本県と高雄市が友好交流を結んでいることをアピールし、「台中や高雄とつながれば観光の幅が広がる。就航を期待している」と挨拶した。

高雄市訪問し路線強化も協議する意向

訪問後に木村知事は「熊本県として、台中・高雄便を検討いただきたいと伝えた。今月末に高雄を正式に訪問するので、高雄市政府とも話し合いたい」と話した。

木村知事は2月末に台湾・高雄市を訪問することを明らかにし、行政間で路線強化について協議する意向を示した。

(テレビ熊本)

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