ことし1月に死亡した元兵庫県議会議員がSNS上で受けていた誹謗中傷。

その一因となった情報を維新の会所属の県議が、NHK党の党首に提供した疑いがあるとして、吉村代表は調査することを決めた。
■【動画で見る】SNSで誹謗中傷受けた兵庫県議が死亡 維新の会所属の県議がNHK党・立花党首に情報提供したか 維新・吉村代表が調査へ
■NHK党の立花孝志党首が発信した情報が誹謗中傷の一因に
竹内英明元兵庫県議(50)は斎藤知事の疑惑を調査する百条委員会の委員を務めていたが、SNS上での激しい中傷などを理由に去年、議員を辞職。ことし1月に死亡した。

誹謗中傷の一因となったのはNHK党の立花孝志党首が発信した竹内さんが「黒幕(主犯格)」「知事失職が彼らの最終的な狙い」などとする情報だった。

立花党首は先週、この情報について維新の会の岸口県議から受け取ったと明かした。
■維新の吉村代表 党内調査を決定
維新の吉村代表は10日、立花党首の発言などを受け、岸口県議について党内で調査を行うことを決めた。

日本維新の会 吉村洋文代表:明確に『岸口県議』という名前が立花さんから出てるわけですし、事実関係を明らかにしたほうがいいと思う。
■「情報提供は私からではありません」と岸口県議
こうした疑惑に対し、10日、岸口県議は立花党首との面会は認めたものの、情報の提供について問われると…。

日本維新の会 岸口実県議:(立花氏への)情報提供はあったことは事実です。提供は私からということでありましたけれども、私からではありません。(面会時)立花さん側も複数でしたし、私も複数でした。
(Q他の人が文書を渡した?)
日本維新の会 岸口実県議:そこは提供者のこともあるので、私からは控えたい。

吉村代表は調査結果が分かり次第、発表するとしている。
(関西テレビ「newsランナー」2025年2月10日放送)