長崎県では、5日午前に積雪を観測した。さらに6日明け方にかけて平地、山地ともに大雪となるおそれがある。
長崎で1cm、五島で5cmの積雪
長崎では5日午前に積雪を観測した。

午前9時現在の積雪の深さは、長崎市南山手町で1cm、雲仙岳で2cm、五島市三井楽で3cm、福江空港で5cm。

長崎地方気象台は5日午前11時27分、大雪に関する長崎県気象情報第10号を発表した。九州北部地方では、上空約1500mにマイナス12度以下のこの冬一番の強い寒気が流れ込んでいて、冬型の気圧配置となっている。このため長崎県では、6日明け方にかけて平地、山地ともに大雪となるおそれがある。雪が同じ所で降り続いた場合は、警報級の大雪となる可能性があり、また気温が平年よりかなり低くなる所がある。
5日正午から6日正午までに予想される24時間降雪量は多い所で、
長崎南部山地 15cm
長崎北部山地 15cm
長崎南部平地 7cm
長崎北部平地 7cm
壱岐 5cm
五島 7cm
(山地は標高200mを超える地域)
積雪や路面凍結による交通障害、農作物や農業施設の管理に注意・警戒が必要だ。また、雪による視程障害、電線や樹木等への着雪、低温による水道管の凍結、落雷や突風に注意を呼び掛けている。次の情報は、5日午後4時30分頃に発表する予定。
降雪のピークは5日昼前にかけてと夜のはじめ
長崎の降雪のピークは2回、5日昼前にかけてと夜のはじめ頃とされている。また7日夜から8日も大雪の可能性がある。

上空約1,500メートルを中心に寒気が強まり、山地を中心に大雪注意報程度を見込んでいて、平地でも積雪の可能性があるとしている。
(テレビ長崎)