長野駅前で3人が殺傷された事件で、重軽傷を負った2人は背後から無言で襲われたとみられることが新たに分かった。

22日夜、JR長野駅前で3人が刃物を持った男に襲われ、丸山浩由さん（49）が死亡、37歳の男性と46歳の女性が重軽傷を負った。

警察によると、重軽傷を負った2人は当時、並んでバスを待っていて、背後から無言で襲われたとみられることが新たに分かった。

最初に襲われたのは死亡した丸山さんとみられ、警察が当時の状況を調べている。

丸山さんは地元のサッカークラブで指導者を務めていて、かつての教え子などが献花台を訪れた。

丸山浩由さんの教え子や教え子の保護者は「尊敬できるコーチでした。優しいところもあるし、怒るときはしっかり怒ってくれる」「子どもが成長していくにあたって、陰ながら見守ってほしいと伝えました」と話した。

事件発生から初めての週末、普段は親子連れでにぎわう付近の公園は、閑散としている。
長野県警は連日220人態勢で男の行方を追っている。

情報提供は「0120-007-285（長野中央署）」まで。
（「イット！」1月25日放送より）

長野放送

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